オムツでの検尿どうする?失敗談を踏まえてやり方をご紹介!1・2・3歳児を持つ親は必見です

毎年、春になると検尿の季節ですよね。
おむつが外れるとなんとかトイレで、うまくいくか不安ながらもできますが、おむつ世代の1歳児・2歳児・3歳児となるとそうはいきません。

我が家は今や4歳と小2になる娘なので、朝のトイレが混雑しながらも、「もれる~」という声の中、せっせせっせと採取完了!
でも、ここまで成長するまでは、検尿に悩まさせられました。

実際、1人目の出産後は保育園へ入れて共働きをしていたので、1歳から検尿と言われあたふたした記憶が…。
ここでは、おむつ世代の検尿のやり方をしっかりレクチャーしていきます。

オムツでの検尿のやり方

いきなり「今週末検尿なんで、よろしくお願いします。」と言われても、親としては困りますよね。
「いや、まだうちの子オムツなんですけど…」って言いたくなる気分。もしや「この年齢から検尿ですか?」と驚かれた方もいるのでは?
私は両方、思いました。

じゃぁ、実際にどうやってオムツで尿を採取するかですよね。

用意するもの

  • オムツ
  • ラップ
  • セロテープ(あれば両面テープ)
  • キッチンペーパー(あればコットンも)
  • 紙コップ(紙容器が配布されていればそちらで)

オムツでの検尿のやり方

  1. オムツの内側にラップを敷く
  2. ラップの上にキッチンペーパーを貼る
  3. 寝る前に上で作ったオムツをはかせて、朝を待つ
  4. 朝、オムツを脱がせておしっこをしているかチェック
  5. していれば、キッチンペーパーが吸った尿を絞って採取完了!
    お疲れ様でした。

不便ではあるものの、これが一番合理的なやり方かなって思っています。

他の方法としては、小さいビニールテープを使って肌に直接サージカルテープ(医療用テープ)で貼り付ける方法もありますが、袋からおしっこが漏れてオムツに吸収されてしまうリスクが高いと思われ、実際にやっていません。しかも、この方法だと子どもが嫌がりそう…

ということで、「ラップ×キッチンペーパー」を使ってやる方法を具体的に説明していきますね。

①オムツの内側にラップを敷く

「なぜ、ラップを敷くの?」って疑問に思われている方もいるかと思います。

理由は簡単。キッチンペーパーだけだと、キッチンペーパーが吸ってくれたおしっこをオムツが吸収しちゃうんです。

オムツの吸収力半端ない!!

せっかく忍ばせたキッチンペーパーからおしっこを採取できなくなるのを防ぐためにも、ラップは必須アイテム。
これが実際やると、ラップ同士がくっついたり、クシャってなったりしてなかなか難しいのですが、ここは丁寧にやるのがコツです。

  1. まずは、オムツを裏返します。
  2. 適度な大きさにラップを切ってオムツにあてがいます。
  3. セロテープや両面テープなどで、ズレないように貼り付けて固定しましょう。

ビニール袋を切ってサイズを合わせて、テープで貼り付けて代用してもOK。やりやすい方法でここはチャレンジしてみてくださいね。

検尿のためのオムツセッティング

↑こちらは、オムツを裏返してラップをセッティングした画像です。ラップの端の部分が、オムツからはみ出さないように折り返しています。
そして、テープでズレないように固定しています。ラップが浮いてくるので、底になる部分や真ん中あたりなど要所要所を両面テープで留めておくのが良さそうです。

②ラップの上にキッチンペーパーを貼る

おしっこを吸い取ってくれる重要アイテムが、キッチンペーパー。
ティッシュだとクシャってなって、吸い取る量も少ないので、適度に吸い取る量もあって、濡れても破れない適度な強度があるといえば、やはりキッチンペーパーが適任かと思います。

他に代用品をみつけるとすれば、コットン(脱脂綿)。
ただコットンだとサイズが小さいので、「キッチンペーパーとコットンの複数使い」がベスト!!

1つから絞れる量には限度があるので、複数枚両面テープなどで貼り付けておくことが重要かと思います。
このとき、キッチンペーパーやコットンは清潔なものを使ってくださいね。

③寝る前に上で作ったオムツをはかせて、朝を待つ

さぁ、検尿用オムツが出来上がったら、あとは寝る前にはかせて朝を待つのみ。
うまくいくことだけを願って、明日の朝に備えて早めに就寝。

④朝、オムツを脱がせておしっこをしているかチェック

うまくできているか運命の瞬間ですね。
オムツをそぉーと脱がせてくださいね。

1~2歳ごろだと、朝チェックするとおしっこは出ているかと思います。出ていなければ、もう少し待ってみてもいいかも…
逆に3歳ぐらいになってくると、おしっこをせず朝を迎える場合もあります。その場合は、トイレかオマルで通常の方法で採取しちゃいましょう。

⑤キッチンペーパーが吸った尿を絞って採取完了!

ここまできたら最後の大仕事、採取のみ。
そぉーと脱がせたオムツの中のキッチンペーパーをチェック!

紙コップに絞ってみてくださいね。
最後に容器に移し替えれば完成。

ここまで長い作業、お疲れ様でした。

オムツ検尿の失敗談と注意点

オムツ検尿のやり方は分かってもらえたかと思うのですが、「これで本当にうまくできる?」って思っている方もいるでしょう。

私も、この方法でオムツの時期はやり過ごして来ましたが、実際に失敗しています(笑)←笑い事じゃない!
失敗すると、再検査の日にやり直しになるのでね…なんとか1回で終わらせたいですよね。

成功させるコツ

  • ラップをきれいに敷いて、テープでしっかり止める
  • キッチンペーパー並びにコットンを惜しみなく使う

この2点に尽きるかと思います。

失敗談①

私がはじめてのオムツでの検尿で失敗したのは、ラップの敷き方。
やり方が雑くて、テープでしっかり止められていなかったことが原因で、ラップがオムツの中でズレてしまっていました。

そうなると、いくらキッチンペーパーがおしっこを吸ってくれていても、オムツに最終的に吸収されてしまい、絞れるほどの水分が残っておらず失敗。

ペーパーとコットンをいくつか忍ばせていたので、かろうじて採取できた分だけを提出しましたが、1/3あったかなかったか…

失敗談②

前回の失敗を踏まえて、ラップを大きく、しかもズレないようにまたの部分はオムツからはみ出し、オムツのゴムも使って留めるという強行手段を取ってみました。

結果→とりあえず尿の採取には成功。しかし、パジャマが濡れてる!?
そうなんです!ラップをオムツからはみ出してしまうと、おしっこがラップをつたってパジャマをうっすら濡らしてしまうという事態に。

ラップをオムツからはみ出すと、漏れてしまうおそれがあるので、気をつけてくださいね。

まぁ~こんな感じで失敗してしまいました。
これから挑戦する方は、ぜひ気をつけてくださいね。

検尿の注意点

寝る前におしっこをするというのは、オムツ世代にはなかなか難しいですよね。せめて検査前日の夜は、ビタミンCを含んだジュースや薬を飲むのは避けておきましょう。

尿検査の日の朝は特にバタバタするので、検尿セットを準備して、早寝早起きを心がけましょう。保育園だとお昼寝するので、なかなか夜寝てくれないという悩みもありますが、極力早くおふとんに連れて行ってあげてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?体験談を踏まえて、オムツでの検尿のやり方をご紹介いたしました。

はじめての子どもの検尿では、何かとアタフタしてしまいますよね。

これからオムツでの検尿を控えているという親御さん、ぜひ参考にしてみてくださいね!