子どもの歯並びって、気になりますよね。
歯科矯正となると、巨額のお金が羽をはやして飛んでいってしまいます。
だからこそ、おしゃぶりをさせると歯並びが悪くなると聞き、おしゃぶりを使わず育てた甲斐があってか、乳歯の頃はきれいな歯並びだった娘。
それなのに…
我が子も歯が生え変わる年長6歳になった頃から、歯並びが気になりだしました。
ここでは、子どもの歯並びが気になるというお母さん・お父さんに向けて、今からできる原因と対策。実際、小学1年生の娘が歯科矯正に至るまでの経緯と無料相談までの体験談を綴っていきます。
また、今後の変化についても2回目、3回目と体験談をのせて行こうと思っているので、ぜひ今後の状況も見守っていただければと思います!
目次
歯並びが悪くなる原因と予防策
歯並びが悪くなる前に少しでも対策できたら、また生えてきても、少しでも自宅でできる改善方法があれば、試したいですよね。
歯並びが悪くなる原因
- あごが小さい
- 指しゃぶり
- 歯ぎしりや頬杖
上であげた生活習慣が原因となる他に、遺伝的なことやなかなか歯が生え変わらない間に周りの歯の位置がズレてしまうことなど、様々な要因があげられます。
我が子の場合は…
- あごが小さいこと
- 生えてくる歯が立派なこと(遺伝的なこと)
この2点が歯並びが悪い主な原因でした。
最近は咀嚼回数が減っていることもあり、あごが小さい子が多いそうです。
歯科矯正の相談に行ったときも、同じ原因で歯並びが悪く、相談に至るケースが多いそうでした。
しかし、生活習慣が原因となるものであれば、裏を返せば生活習慣を変えれば歯並び悪化を防ぐこともできますよね。
では、原因に対する予防法を考えていきましょう!
歯並びの悪化を防ぐ予防策
1.あごを鍛える
あごが小さいと、大人の歯が生えるスペースがなく歯が斜めに生えたり、後ろに生えたりとガタガタに。
我が子もそんな感じでした。
そんな子は、咀嚼回数を増やしてあごを鍛えることが大切です。
具体的には…
- よく噛んでご飯を食べさせる
- スルメなど硬いものを食べさせる
- ガムを食べさせる
スルメやガムを食べる方法は、歯科衛生士のママ友から教えてもらいました!!
我が家も、スルメって少し値が張るけど食べさせるようにしました。歯科衛生士のママのところはガムをよく噛ませているみたいです。
2.指しゃぶりをやめさせる
指で歯を前に押し出して出っ歯になりやすいのが、指しゃぶり。他にも舌で歯を押し出す癖が出っ歯の原因にも当たります。
指しゃぶりは赤ちゃんが母乳を飲む練習やものを確かめるためにする仕草。
指だこなど特に支障がなければ3歳頃までは、見守ってあげても問題なしのようです。
その頃だとまだ大人の歯も生えてきてないですしね。遊びに夢中になっていく過程で、徐々に指しゃぶりをしなくなっていく模様です。
でも、4・5歳になっても指しゃぶりをしていると、そろそろ止めさせたいですよね。
指しゃぶりが習慣化してしまっていると、止めさせるのも一苦労。一筋縄ではいかないことが難点です。
解決法としては…
- いっぱい遊んであげて気持ちを満たしてあげ、指しゃぶりを忘れさせる
- 寝る前は手を握って安心させてあげる
不安なときや眠たい時に指しゃぶりの癖がでやすいので、「止めなさい」というのではなく、気持ちを満たしてあげてみてくださいね。
3.癖を改善
歯ぎしりや頬杖といった癖で歯と歯の間に隙間ができ、歯の位置がズレたりすきっ歯になってしまうことも。
他にも、うつ伏せで寝る習慣も歯並びに影響を与える可能性があります。
こういった癖がある方は、注意してあげてくださいね。
歯科矯正に至るまでの経緯
そもそも歯が抜け始めるのが比較的、早めだった娘。
下の前歯から抜け始めたのですが、抜けたのが5歳になってすぐ頃(年中)でした。
(抜ける時期は個人差があり、遅い子だと初めて抜けたのが小学1年生になってからという友達もいました。)
抜けてから、大人の歯が生えるまでは、結構時間がかかりました。
周りからも半年とか一年とか生えないことがあるというお話を聞いていたので、そこは焦らず。歯医者さんに行く機会があれば、その時に相談すれば、レントゲンをとって大人の歯の状態を確認してくるそうです。
卒園の春休みに歯科矯正の無料相談にいく
年長の3月にはじめて歯科矯正の相談にいきました。
その頃の歯の状況は…
- 下の前歯が4本抜け2本生え
- 上の歯が2本抜け
このとき下の2本の歯は、生えるスペースがなく斜めに重なるように大人の歯が生え変わりました。
そして、横に生えていた乳歯もだいぶ圧迫されて抜けたのですが、大人の歯が生えるスペースがない状態でした。
その時に言われたのは、あごが小さい割に生えてきている歯が立派(大きい)とのことでした。最悪の場合、抜歯をしてスペースを確保しなければいけないとも。
しかし、まだこれからどのように生え変わってくるのか分からないので、様子を見ていきましょうというお話でした。
この病院では、歯が上4本、下4本が生え変わらないと歯科矯正をはじめてもらえないそうで、また生え変わった頃に相談してくださいと言われておしまい。
今後の状況を見守るしかありませんでした。
それから小学1年生になって、案の定歯並びが悪く引っかかって帰ってきました。
でも、まだ前歯が生えてきたくらいだったので、歯科矯正のお話には至りませんでした。
小学1年生の冬。
歯の状態
- 下の前歯が4本抜け4本生え
- 上の歯が4本抜け2本生え
まず下の歯ですが、やはり生えるスペースがなく前歯のすぐ横の歯が2本とも奥に生えてしまいました。
上の2本(前歯)は、少し出っ歯気味です。
以前歯科矯正に相談に行った病院では、まだ矯正が始められない段階ですが、流石にそろそろヤバくないかと考えはじめました。
以前いった病院が近所なので、他に通っているというお母さんのお話を聞くところによると、まだ矯正を始めるには時期が早いと言われ矯正に進めないケースが多く、実際、お兄ちゃんをもつママ友もちょっと遠くの病院まで歯科矯正に行かせているというお話も聞いて、歯科矯正を主体に扱っている歯医者さんに相談に行くことにしました。
歯科矯正の無料相談の体験談
小学1年生の2月、歯科矯正を主体にしている歯医者さんに無料相談にいきました。
前もって電話で予約を済ましていたので、受付を済ませ問診票を記入。
①いざ、問診、口腔内チェックへ
歯並びの悩みなどについて聞かれたあと、さっそく口の中を見てもらいました。
②その後、レントゲンへ
一通り、歯の状態や顎の状態をみてもらいました。
③歯科矯正についての説明へ
相当歯並びが悪いので、歯科矯正1期で終わることもあるけど、我が子の場合は2期が必要になる予想。
今後の顎の成長に期待とのことでした。
顎の成長は前述したとおり、噛む回数を増やす(咀嚼回数を増やす)というもの。
ただ、きちんと治療すれば、きれいな歯並びになるとのことでした。
歯科矯正1期(歯が生え揃う10~12歳まで)
1期は顎の成長や癖の改善を行っていきます。
具体的には起きている時間に2時間ほどと寝る前にマウスピースを装着して、顎を広げる治療になります。
メリット
- 発育途中なので歯のスペースを作りやすい
- 顎の成長を促し、抜歯のリスクを軽減できる
- 指しゃぶりなどの癖を直せる
歯科矯正2期(大人の歯が生え揃う12~13歳以降)
大人の歯、全部に装置をつけての処置になります。
1期後に+1年ぐらいとの説明を受けました。
④その後、費用の説明になりました。
料金体系は病院によって様々かと思います。
中には、毎回病院へ通うごとに治療費を払うシステムを取っている病院もあるそうです。
今回相談をした病院では、分かりやすい料金体系をモットーにされている病院でした。
- 1期 346,500円(税込み)
- 2期 726,000円+50,000円(検査代)
※但し、1期から継続して2期へ移行する場合は、2期の費用から1期分を差し引けます!
その他の費用として、1期では1~2ヶ月毎に病院に通い経過を見ていきます。
適時、歯の歯石取りなどのクリーニングを行う費用が500円(保険診療)かかるというものでした。
もともと虫歯になりやすい娘。矯正をするとさらに虫歯のリスクは高まるという噂を聞いたので、虫歯予防の歯のクリーニングは大切かと思い、逆にこれで虫歯予防になればというのが親の思いです。
~支払い方法~
- 一括の場合…現金or振込
- 分割の場合…クレジットorイオンwebデンタルローン
このような感じで、支払い方法を選べました。
歯科矯正は自由診療で、保険診療外なので高額な費用になります。
しかし、医療費控除を受けることができますよ。
医療費控除
医療費控除とは、自分自身や家族のために支払った医療費が1年間に10万円以上の場合、所定の手続きをすることで納めた税金の一部が還付されるという制度。
2月16日~3月15日の1ヶ月の間に確定申告を行うことで、支払った所得税が軽減され、一部が戻ってきます。
歯科矯正だけではなく、歯科矯正を行った年の医療費など(家族を含めて)を合算して申請できるので、領収書は大事に保管して少しでも費用を押さえたいところです。
歯科矯正を決めた理由
歯科矯正は何と言っても費用が高額になるため、親としては躊躇してしまいますよね。
歯は一生ものなので、やるかどうかは子ども本人の意思と費用とを踏まえてよく考えたいところです。
我が子の矯正を決めた理由は…
- かみ合わせが悪い
- 歯に食べ物が挟まりやすい
- 歯磨きがしにくく、虫歯のリスクにつながる
- 外見
私自身、歯並びが悪いほうで、でもお金も時間もかかるという理由で、歯科矯正をしてもらえなかったんですよね。
親には、「痛いし大変やで」って言われるし。
実際わたしは、歯に食べ物が挟まりやすい悩みを結構抱えていて…
でも、食事のあとに爪楊枝を使うことはできず、ひたすら我慢していた記憶が。
あと、歯磨きしても歯垢が残っている…歯磨きのしにくさという悩みも絶えませんでした。
歯並びが悪いことによって、体のバランスが崩れて体に支障が起こるケースもあるし、なにより将来「子どもの時に歯科矯正したかった」と言われるレベルの歯並びの悪さの娘。
結局、歯科矯正をするかは子どもの判断ですが、「お金がかかるけど、やっぱりやった方がいいよね」「歯科矯正は大変やけど、将来後悔させたくないし」親のこういった話し合いを子供も聞いていて、「やる」と言ってくれました。
子どもの歯科矯正を悩んでいる方へ
歯並びの改善方法や歯科矯正に至るまでの経緯・無料相談の体験談について、ご紹介させていただきました。
歯並びの治療は時間も費用もかかります。こんな歯並び大丈夫?なんて不安もあります。
一人ひとり歯の状態は違いますが、この内容が少しでもお役に立てれば幸いです。
今後の歯の状況もお伝えしていければと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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